Burning JapanEnglish
夜、燃えるかたちのまわりに立っている人たち。

Principles

10の原則

規則の一覧というより、この街の暮らし方です。日本語は、協会が書いてきた短い読みです。英語の正文はバーニングマン公式にあり、ここではその読みを日本の現場に合わせて書いています。

Burning Man 公式の10 Principles

  1. 新しい仲間を歓迎し、リスペクトする。参加に特別な肩書はいらない。ただし「何でも受け入れろ」という意味ではない。最初から決めつけて排除するのは一旦やめる。話を聞き、確かめたうえで、自分の境界は守ってよい。相手が望んでいない行為まで引き受ける義務はない。

  2. 冷たい飲み物、小さなアクセサリー、テントの手、一緒に鳴らす音。物々交換でもギブアンドテイクでもない。嫌な体験をギフトと呼んではいけない。相手が受け取ると言ってから渡す。

  3. お金、商品、宣伝は、せっかくの場をあっという間にいつもの街に戻してしまう。会場では金銭のやりとりをしない。運営はチケット収入とボランティアだけで回り、2012年からスポンサーを募っていない。ブランドを掲げて配るものも、ギフトではなく広告になる。

  4. 会場に売店も炊事場も飲用の水道もない。トイレと最低限の救護以外は、持ち込んだもので過ごす。初めての人は足りないところがあってよい。ボランティアキャンプは、装備が足りない人のための公式の道だ。他人の備えを当てにする参加は、ギフトではなく負担になる。

  5. 表現を点数で切る人はいない。初めての作品も、小さなギフトも、立派なアートと同じテーブルに乗る。同時に、他人の表現を踏み潰さない。法律に触れるもの、地元に害が及ぶもの、相手が望んでいないものは、表現の名では通らない。

  6. 小さな手伝いから、テーマキャンプやアートの制作まで。センターキャンプもフェニックスもテンプルも、誰か一人の商品ではない。困っている人を見かけたら、まず声をかける。自分も、助けを頼んでよい。

  7. 日本の法律、会場のルール、牧場と村へのリスペクト。薬物は所持も使用も譲渡も違法で、例外はない。有料道路の路肩の歩き方を誤れば、イベントはその場で終わり得る。火の不始末は山火事になる。エッジは、イベントを潰さない範囲でしか成立しない。

  8. ゴミも灰も排水もラメも、ペグの穴もタイヤの跡も、残してはいけない。持ち込んだものはすべて持ち帰る。真水以外の排水は容器で持ち帰る。ゴミの焼却はしない。段ボールを焚き火に入れない。最終日は LNT Day、翌日は牧場を返す DBK Day。これは雰囲気ではなく、次もここで開くための条件だ。

  9. 招待アーティストもタイムテーブルもフードコートもない。初めての人は、まず見て、受け取り、隣の設営を手伝えばいい。テーマキャンプに入っても、アートを出しても、ボランティアをしても、焚き火の薪を持ってきてもいい。関わり方は一つではない。

  10. ここにいるあいだは、いつもの予定と通知を一段下げる。直接体験することが本体だ。スマホは便利だが、紛失も多く、光としても電池としても頼りにしない。ヘッドライトを使う。

原則は、読むものではなく、やるものです。